不登校だけど高校受験に合格するにはどうしたらいいか
模擬試験を受ける
私の息子は中学3年生の時、不登校でした
息子が実践した勉強方法や情報収集についてまとめました
志望校が決められずに迷ったら、模擬試験を受けることをおすすめします。
模擬試験は、志望校が決められないといった悩みを解決する手助けをしてくれます。
模擬試験を受けるときに現在の内申点を書いておくと、内申点と学力試験の結果を総合的に判定してくれます。後日、模擬試験の結果を分析した資料がもらえます。分析資料には、現在の学力と偏差値がグラフで分かりやすく書かれています。
分析資料を見ると、今の実力で合格できる可能性の高い学校を具体的な学校名で知ることができます。
合格する可能性によって、安全圏、合格圏、努力圏で分類してあります。それぞれ具体的な学校名が書いてあり、努力すれば合格できる可能性のある学校も一目でわかります。
志望する学校名を書いておくと、現在の合格可能性がわかります。同じ学校を希望する生徒の中で何位だったかのか、順位を知ることもできます。
試験問題は、過去の出題傾向を分析して、高校受験に出そうな問題を作成しています。
模擬試験で間違えてしまった箇所をやり直すと、苦手なところや改善すべき点が見えてきます。
高校の学校説明会に行って情報を集める
不登校でも高校に進学できるよう、受験の準備を進めることが重要です。
学校説明会に参加することをおすすめします。
学校説明会に参加すると学校の特色がわかるよ
第一志望の学校を決めるために、興味のある高校の学校説明会には積極的に参加しましょう。
複数の学校を見学すると、学校によってそれぞれ特色があるのがよくわかります。複数の学校を比較して第一志望を検討することができます。
学校説明会に行くと、そこで学ぶ生徒の姿を間近で見ることができ、学校の雰囲気を肌で感じることができます。
学校の先生と生徒からの説明を受けることで、学校行事、校風や特色、部活動、卒業生の進路などを知ることができ、自分に合う合わないといったことが何となく分かります。
私立高校を単願受験や併願受験する場合、その学校の選考基準を満たしていないと受験ができません。
学校説明会に参加すると、その学校の選考基準を知ることができます。自分の内申点や出席日数がその学校の選考基準を満たしているかどうか確認できます。
私立高校は、学校説明会に参加していることを受験の条件にしている学校があります。ポイント制で学校説明会に参加すると評価が高くなる学校もあります。
一日体験学習を実施している学校もあります。一日体験学習に参加すると高校で勉強する授業や実習を体験できます。
高校の先生の授業を実際に受けることができたり、教室や体育館、実習室など学校内を案内してもらえたりします。学校によっては、プログラミング講習、ロボット製作など、興味深い体験ができます。
学校説明会や一日体験学習に参加して、行きたい学校を見つけましょう。行きたい学校が見つかると勉強するための目的意識がはっきりします。受験勉強をする上でのモチベーションアップにつながります。
中学校の先生に高校受験に必要な情報を教えてもらう
受験どうしよう
分からないことだらけで、不安だな
不登校の生徒は、一日中家にいるため、外部との接触が少なくなっていきます。
学校に通っていないことから高校受験に関する情報が伝わりにくく、受験対策をするときに不安に思うことや分からないことが出てくるでしょう。
中学校で行われる三者面談に参加するだけでは、情報収集に限界があります。学校で行われる進路説明会に参加しましょう。もし、参加できなくても電話や面談などで中学校の先生に分からないことを質問しましょう。
でも、学校の先生に連絡しづらい
不登校だからといって先生に遠慮する必要はありません。受験について分からないことがあって悩んでいても自分で解決できないことの方が多いです。先生に質問して、不安を解消したほうが精神的に楽になります。
息子は分からないことがあっても、自分から先生に連絡できませんでした
私が先生と連絡をとっていました
願書の書き方や面接に必要な資料などの書き方、書類を書く上での注意事項、提出期限など、中学校の先生に聞かないと分からないことがたくさん出てきます。
中学校の先生に願書などの提出書類の点検をしてもらい、出願の手続きに不備がないようにしましょう。