不登校の中学生におすすめの教材と受験体験記

高校受験不登校

中学時代不登校だった息子について

私の息子は中学生の時、不登校でした。

中学3年生の6月頃から学校に行かなくなりました。それ以降、ほとんど学校に行かないまま中学校を卒業しました。

中学1、2年生の時も学校に行けなくなった時期がありました。トータルすると中学3年間で、1年くらい学校を休んだことになります。

それでも、何とか高校に進学することができました。

息子は学校や塾に通うことができませんでしたが、家庭学習で偏差値を上げることができました。

息子が使用した教材や勉強方法など、少しでも参考になればと思い、記事を書きました。

不登校の中学生におすすめの教材

不登校の中学生におすすめしたい教材は、【進研ゼミ中学講座】です。

進研ゼミ中学講座をおすすめする理由は、息子が不登校の時に家庭学習で使っていて、教材の質が良かったからです。

進研ゼミの問題集のおかげで、短期間の勉強で理科と社会の偏差値を上げることができました。

進研ゼミ中学講座

中学2年の夏から中学3年の夏までの1年間だけ、進研ゼミをとっていました。

息子は中学3年の6月頃から学校に行かなくなり、無気力な生活を送っていました。

息子の様子を見て、独学で高校受験をするのは無理かもしれない。塾に通って勉強の遅れを取り戻してもらいたいと考えるようになりました。

塾に通えば、効率的に成績を伸ばせるのではないかと期待していました。

しかし、息子は体験入学だけで塾に通うのをやめてしまいました。

進研ゼミは塾に通う予定だったため、1か月前にやめていました。

進研ゼミは短期間の受講でも効果あり

塾をやめてしまったため、独学で勉強の遅れを取り戻すしかありませんでした。

そこで、2年生の頃からたまっていた進研ゼミの教材を使用することにしました。教材はほとんど手つかずで、ビニール袋から出すことさえもしていませんでした。

今まで放置していた教材をビニール袋から取り出してみると、たくさんの教材が出てきました。まずは、要点がまとまった問題集を解くことにしました。

1日2ページずつ勉強することから始めました。進研ゼミの教材は要点がよくまとまっていて、説明がわかりやすいです。問題集の解説が詳しいので、中学校の授業を受けていなくても、中学校の勉強が理解できました。

息子は【進研ゼミ中学講座】の教材を勉強するようになり、勉強に自信が持てるようになりました。

勉強に自信をつけた息子は、一日あたりの勉強量を少しずつ増やしていきました。今までやっていなかった進研ゼミの問題集を次々と解いていきました。そして、気が付くと1年分の教材をすべて解き終えていました。

1年分しか進研ゼミの教材を持っていませんが、それでも偏差値アップに効果がありました。こんなに効果があるなら途中で解約しないで、最後まで続けていればよかったと思いました。

進研ゼミのタブレット学習は楽しい

進研ゼミ中学講座は、タブレットを使った教材と紙の教材(テキスト・問題集)、赤ペン先生のテストで学習します。

タブレット学習は1か月更新で新しい教材が追加されます。タブレット学習は音声と映像で楽しく学習できます。タブレットは操作性が良いので、短時間で多くの問題を解くことができます。採点結果がすぐに出るので、問題を解いた直後に復習できます。

タブレット学習は、勉強の進捗度をチェックできます。勉強を継続してがんばるようにするための工夫がされています。モチベーションをアップさせるための楽しい機能が付いています。息子のような勉強嫌いでも、タブレットの学習だけは毎月継続して勉強することができました。

家庭学習だけで偏差値が上がった

不登校になると学校とのつながりが薄くなり、高校受験などの情報も入ってきません。

受験勉強の情報不足を解消するため、模擬試験を積極的に受けました。模擬試験は現状の学力を知り、高校受験の情報を得るのに役立ちました。

中学3年生の10月以降、模擬試験を8回受けました。模擬試験は3年間の総復習のような内容でした。

模擬試験を受けるまでは、息子は不登校の自分が受かる学校なんてないと投げやりになっていました。

模擬試験の結果を見て、もう少しがんばれば高校受験に合格できるかもしれないと希望が持てるようになりました。息子は受験勉強をがんばるようになりました。

進研ゼミの教材と模擬試験の復習だけに絞って、勉強しました。

【進研ゼミ中学講座】の教材のおかげで偏差値が上がりました。理科と社会の模擬試験は偏差値が最高67にアップしました。理科と社会は平均して高い偏差値を維持できるようになりました。

数学と国語の模擬試験の結果は、偏差値に波がありました。成績が良い時と悪い時の差が激しく成績が不安定でした。英語は、偏差値があまり変わりませんでした。

試験直前に公立高校の過去問を解きました。どの科目も過去問の正答率がアップしていました。着実に勉強の成果が出ていると実感しました。

進研ゼミの教材のおかげで、心に余裕を持って本番の試験に臨むことができました。

まとめ

不登校生徒は学校に通っていないため、どうしても学力の面で高校受験に不利になってしまいます。

高校受験に不利な状況でも、諦めずに勉強を続けることが大切だと思いました。

息子は不登校のため内申点が低く、高校受験をするには厳しい成績でした。しかし、内申点が低いことはあまり気にしていませんでした。できない問題を一つずつ減らしていき、自信をつけていきました。

独学で偏差値を上げるには、良質な教材で勉強することが大切だと思います。多くの教材に手をつけるよりも良質な教材を繰り返し復習することをおすすめします。

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