中学受検体験記のブログ②

勉強中高一貫校受検
  1. 公立の中高一貫校を目指してほしい
    1. どうしたら受検勉強をがんばってくれるのだろう
    2. 塾に行けばやる気が出ると勘違い
    3. 中高一貫校に行ってもらいたい
    4. 娘は文句を言いながらも親の期待に応えようとしている
  2. 塾の夏期講習
    1. 静かに夏が過ぎていく
    2. テストの結果でショックを受ける娘
    3. 娘の気持ちに寄り添う
  3. 塾に行けるか心配
  4. 受検対策の特別講座を受講
    1. 休日に塾へ行きたくない
    2. 娘がニヤニヤ笑っている
  5. 公立の中高一貫校は人気がある
    1. 競争率が高すぎて不安になる
    2. 不安になっても勉強量は増えない
  6. 模擬テストの結果
    1. 模擬テストの結果にショックを受ける娘
  7. 中学受検は諦めたほうがいいのかもしれない
    1. 相変わらずマイペースな生活を送っている娘
  8. 志望校の過去問を解いてみた
    1. 問題が全然解けない
  9. 塾をやめることになる
    1. 塾をやめるのは親のせい?
  10. 中学受検の独学開始
    1. 中高一貫校の受検対策用の問題集を解く
    2. 独学の習慣を身につけたい
  11. 塾をやめると中学受検に不利になる?
    1. 塾に通わないと公立の中高一貫校に合格しないらしい
    2. 娘は塾をやめたことを後悔していない
    3. 独学は自己管理が大切
    4. 独学を始めて良かったこと
    5. 娘が勉強量を交渉してくる
    6. 新しい教材が欲しくなる
  12. 模擬テストの結果
    1. 娘に模擬テストの結果を伝える
  13. 勉強に集中してほしい
    1. 笑いながら勉強
  14. 学校の先生に調査書の作成を依頼する
    1. 先生に調査書を依頼する方法で悩む
  15. 毎日同じ量の勉強をするのは大変
    1. 学校の宿題が優先
    2. 時間管理ができていない
  16. 模擬試験の結果
    1. 励ますのは逆効果になるのかもしれない
  17. 独学で勉強している問題集の答え合わせをする
    1. 答え合わせするだけでも時間がかかる
  18. 娘は夜寝るのが遅い
    1. 早く寝てほしい
  19. 内申点が気になる
    1. 内申点が高くないと公立中高一貫校の受検は厳しいらしい
  20. 小学校の面談
    1. 小学校の面談は憂鬱
    2. 娘の担任の先生と面談
  21. 調査書の成績が気になる
    1. 調査書を透かしてみる
  22. 受検に必要な書類を作成する
    1. 何度も受検案内を読む
  23. 受検する中高一貫校の倍率が発表される
    1. 中高一貫校の受検倍率が高すぎる
  24. 受検前に学校を休ませるべきかどうか
    1. 受検票が届く
    2. 学校を休ませた方がいいの?
    3. 他の生徒が気になる
  25. 試験直前なのに勉強量が少ない
    1. 娘の書いた作文を添削
    2. モチベーションを維持するのは難しい
    3. 娘と大げんかする
    4. 娘と一緒にゲームをする
    5. 給食当番に使命感を感じる娘
    6. 試験2日前に熱が出る
  26. 公立中高一貫校の適性検査受検日
  27. 受検の結果が気になる

公立の中高一貫校を目指してほしい

どうしたら受検勉強をがんばってくれるのだろう

私は娘に公立の中高一貫校受検をしてほしいと思っています。

娘は遊ぶことばかり考えていて、積極的に勉強をしたがりません。

それでも半年くらい公立の中高一貫校受験対策の塾に通っています。

娘は、塾に通うのがやっとの状態です。中高一貫校の適性検査の勉強は、娘にとって難しく、何度も挫折しそうになっています。

勉強の遅れを取り戻すために私が適性検査の勉強を教えようと思いました。

しかし、うまく教えることができません。答えを見ながら解説していると、

「ママは答えばっかり見て、教えるのが遅い」と娘に文句を言われました。

それならば予習をしておこうと思いました。

私は、娘がいない時間に適性検査の問題集を予習しておきました。娘に勉強を教えられるように準備をしておきました。

問題を解くには解説があったほうがわかりやすいのではいかと思い、娘の問題集の余白に問題を解くヒントを書いておきました。

私が問題集にヒントが書きこんでいるのを見て、娘は不機嫌になりました。

「ヒントが書いてあると答えが分かって、おもしろくない」

良かれと思ってやったことでしたが、娘にとっては余計なことでした。勉強がやりやすくなるように補助したつもりでしたが、娘が望んでいないことをしてしまいました。

塾に行けばやる気が出ると勘違い

中高一貫校の受検対策をしている塾に通うことで、娘の成績がぐんぐん伸びることを想像していました。他の生徒から良い刺激を受け、娘が意欲的に勉強に取り組む姿を夢見ていました。しかし、現実はそんなに甘くありません。

中高一貫校のコースの勉強を始めたばかりの頃は、意欲的に授業を受けて、真面目に宿題に取り組んでいました。しかし、理解力には個人差があり、周りの生徒と同じように勉強していても成績は大きく変わってきます。

私は塾の成績が悪くても何も言わないようにしています。しかし、娘は私から期待されていることに気づいています。娘は期待に応えられないことに居心地の悪さを感じているようです。

中高一貫校に行ってもらいたい

親としては、公立の中高一貫校で勉強してもらいたいと思います。

娘は、「お兄ちゃんが行きたかった学校だし、ママが勧めている学校だから、受検してみようかな」と軽い気持ちで勉強していました。

しかし、想像以上に勉強が難しかったので、娘は勉強をすることがいやになってしまいました。

私としては、娘に中高一貫校の受検を諦めてほしくありません。

娘は文句を言いながらも親の期待に応えようとしている

娘は家でのんびり過ごすのが好きなタイプです。

まるみ
まるみ

ゲームをしたり、動画を見てたりして過ごしたいのに

どうして勉強しなきゃいけないの?

塾なんて行きたくない

らくみ
らくみ

好きなだけ遊ばせた方が

子どもにとっていいのかな

私には息子がいます。息子は中学生の時、いろいろあって不登校になりました。独学で勉強したため、高校受験の勉強で苦労しました。あの頃の辛かった日々を思い返すと、娘を同じ中学校に通わせることに不安を感じてしまいます。

中高一貫校に入学できたとしても、楽しい学校生活が送れることが約束されてるわけではありません。それでも、高校を受験しなくても進学できることに魅力を感じてしまいます。

娘が受検する予定の中高一貫校は、お兄ちゃんが憧れていた学校でした。兄は途中で勉強をしなくなり、中高一貫校の受検は諦めました。妹はそのことを知っています。兄の目標としていた学校を受検したいという気持ちはあります。しかし、適性検査の勉強内容が難しいため、何度もくじけそうになっています。

娘は、「勉強なんてやりたくない」と文句を言いながらも真面目に塾に通い、兄の期待と親の期待に応えようとしています。

とても嬉しいことだけど、本当にこれでいいのか分からなくなることがあります。

塾の夏期講習

静かに夏が過ぎていく

娘は不満を言わずに夏期講習に通っていました。

私は娘を静かに見守っていました。「宿題終わった?」とか「勉強がんばっている?」とか聞きたいことはたくさんありましたが、あえて何も言わずに過ごしました。

娘は何も言わなくても娘は勉強をしてくれる。楽でいいなと思っていました。

私は娘の宿題をチェックしたり、一緒に勉強をしたりしなくなりました。

テストの結果でショックを受ける娘

夏期講習の最終日に理解度確認テストがありました。

娘はテストの結果を見せてくれません。

まるみ
まるみ

ねぇ、塾やめていい?

らくみ
らくみ

なんで

とぼけて「なんで」と聞きましたが、本当は気づいて気づいていました。

娘の落ち込んでいる様子を見て、テストの成績が悪かったのだろうと思いました。

らくみ
らくみ

塾の成績なんて、何点でもいいって、

いつも言っているでしょ

テストの結果が出た日から毎日のように「塾をやめてもいい?」と聞くようになりました。

こっそり娘の部屋に行って、テストの成績を見ました。算数は、ほとんどが不正解でした。

塾がある日なのに、娘は「塾に行かない」と言い出しました。

もう、塾に行く時間が迫っているのに、娘は塾に行く支度をしません。

石のように固まって動こうとしません。

お兄ちゃんは妹に寄り添い、優しく声をかけていました。お兄ちゃんの言葉に耳を傾ける余裕はありませんでした。妹は感情をコントロールできなくなっていました。結局、その日は塾に行くことができませんでした。

このまま、塾に行かなくなってしまうのではないかと心配になりました。

娘の気持ちに寄り添う

夕飯は娘が食べたいものを作ることにしました。娘のリクエストに応えて、夕飯はハンバーグとポテトサラダを作りました。そして、食後には娘が大好きなストロベリーのアイスクリームを食べました。塾に行かなかったことは忘れて、楽しく食事をしました。

最近、娘へのフォローが足りなかったことを反省しました。野放し状態ではうまくいかないと思い知らされました。ご飯を食べた後、ずっと娘のそばにいました。

娘は「じゃまだから、あっち行って」と私に言いました。娘の表情を見て、本当はそばにいてほしいと思っていることが伝わってきました。私は娘のそばにいることにしました。

娘の気持ちが落ち着いていくのがわかりました。娘は落ち着きを取り戻し、だんだん元気になってきました。

塾に行けるか心配

2日後に塾がありました。塾に行けるかどうか心配でした。

まるみ
まるみ

今日も塾に行きたくない。休んでもいい?

言葉ではそう言っていましたが、本心は塾に行こうとしているのがわかりました。

らくみ
らくみ

今日は行かなきゃだめだよ。

私は、娘を勇気づけるために娘が喜ぶものをあげました。すると娘はニヤリと笑って、塾に行きました。

塾から帰ってきた後、娘は明るさを取り戻していました。困難を乗り越えた後の達成感に満ちあふれた表情をしていました。

受検対策の特別講座を受講

休日に塾へ行きたくない

中高一貫校向け特別講座に申し込みしました。平日講座とは別の講座で休日に授業があります。

娘に確認した上で申し込みしたのですが、娘は支度をしようとしません。

娘に「もうすぐ塾に行く時間だよ」と伝えました。

まるみ
まるみ

どうして休みの日まで塾に行かなきゃいけないの?

私に自由時間はないの?

らくみ
らくみ

月に1~2回の講座だから

がんばって

娘は「休みの日まで塾に行きたくない」と言って、布団にしがみついています。布団から出ようとしません。

1時間くらい塾に行くように説得しました。

それでも娘は塾に行こうとしません。これ以上説得しても無理だと思い、諦めることにしました。

「わかったよ。お金払っちゃったけど、行かなくていいよ。塾の先生に電話するね」と言いました。

その言葉を聞いて、娘は我に返ったように静かになりました。

一歩も譲る気配がなかったのに、娘は塾に行く支度を始めました。娘は何も言わず、塾に向かいました。

娘がニヤニヤ笑っている

塾の帰宅時間に娘をお迎えに行きました。

娘は明るい表情をしていました。なぜかニヤニヤ笑っています。

娘の話によると、塾の小テストで成績が良かったようです。

塾内の成績の順位が上位だったこともあり、喜びが隠しきれない様子でした。

朝は暗い表情をしていたのに、成績が良かっただけでこんなに表情が変わるものなのかと思いました。

らくみ
らくみ

すごいね!

がんばったね!

まるみ
まるみ

そんなに大きな声で言ったら

みんなに聞こえちゃうでしょ

娘は照れながら嬉しそうに笑っていました。

公立の中高一貫校は人気がある

競争率が高すぎて不安になる

私の住んでいる地域では、公立の中高一貫校の人気が高いです。

娘が希望している公立の中高一貫校は偏差値が高く、受検倍率が約6倍です。

塾内に娘と同じ公立の中高一貫校を目指している生徒が大勢います。同じ塾の生徒だけでも募集定員を大幅に超えています。今年も受検倍率が高くなりそうです。

塾内で希望校の特別講座の受講生が多いことを知り、娘は弱気になってしまいました。

娘は沈んだ顔をして、「勉強したって、受かんないよ」と言いました。不安になるのも無理はありません。自分よりも優秀な生徒に囲まれて、勉強しなければなりません。

私は、「最後まで諦めなければ受かるよ」と娘に言いました。

不安になっても勉強量は増えない

10月の中旬になりました。

娘はマイペースで勉強に取り組んでいます。休みの日は思う存分好きなことをして、自由時間を楽しく過ごしています。

本当はもっと勉強時間を増やしてほしいところですが、息抜きも大事なので静かに見守ることにしました。

今の偏差値から考えると志望している学校は手が届かない学校です。それでも、最後まで諦めないで挑戦してもらいたいと思います。

模擬テストの結果

模擬テストの結果にショックを受ける娘

娘の模擬テストの結果は絶望的な点数でした。厳しい現実を突きつけられ、娘は自信を失いました。そして、勉強への意欲が薄れていきました。

適性検査は、努力の成果がすぐに反映される試験ではありません。5年生から適性検査の勉強をしている生徒や私立中学を目指している生徒の勉強量に比べると娘の勉強量は少ないです。当然と言えば、当然の結果です。

娘は負けず嫌いな性格なので、成績が悪くても「負けるもんか」と立ち直ってがんばってくれることを期待していました。しかし、模擬試験の点数が低すぎて、ショックが大きすぎて、やる気を失ったようです。

中学受検は諦めたほうがいいのかもしれない

相変わらずマイペースな生活を送っている娘

11月になりました。

そろそろ今までの勉強の遅れを取り戻してほしいのに、娘は相変わらずゲームに夢中です。

娘の様子を見ていて、中学受検は諦めたほうがいいのかもしれないと思うようになってきました。

8月まではすべての宿題をやっていたのに、9月以降、塾の理数系の宿題をやらなくなりました。

「どうして、宿題をやらなくなったの?」と聞きました。

「先生が宿題のチェックをしなくなったからやるのやめた」と言いました。

私は、「やらなかったら、どんどん勉強が遅れていくでしょ」と言いました。

娘は、「国語の宿題はやっているもん。塾に行っているんだからいいでしょ」と言いました。

娘が勉強をしなくてもできるだけ口出ししないで見守っていました。しかし、いつまでたっても受検勉強を本気で頑張ってくれません。さすがに不安になってきました。

そっと見守るつもりだったのに黙っていられなくなりました。このまま見守っていくだけでは、残念な結果になるのが目に見えています。

志望校の過去問を解いてみた

問題が全然解けない

志望校の過去問を解くように説得しました。娘は仕方なく問題を解き始めました。

採点するとほとんど不正解でした。

半年くらい中高一貫校の受検対策の塾で勉強をしていたのに、こんなにできないなんて・・・。ショックでした。

塾をやめることになる

塾をやめるのは親のせい?

娘が本気で塾に行くことを嫌がるので、塾をやめることにしました。

できることなら最後まで続けてほしいと思っていました。しかし、嫌がる娘を塾に通わせることは逆効果だと思い、諦めることにしました。

塾の先生に塾をやめることを伝えました。塾の先生に塾をやめることを引き止められました。塾の先生が電話で娘を説得していました。

電話がなかなか終わらないので、娘の様子を見に行きました。電話から先生の声が漏れてきました。

両親からのプレッシャーがあったから塾をやめるのか聞かれていました。

塾の先生は娘が塾をやめることを私のせいにしたいのかなと思いました。私はその場を離れました。

私がプレッシャーを与えたから娘は塾をやめるの?娘に厳しいこと言ったかな?

今まで私がしてきたことを振り返りました。

何がいけなかったのか、どうすればよかったのか、考えていました。

違う部屋で電話が終わるのを待っていました。

電話が終わった後、娘に「さっき、親からのプレッシャがあったかどうか聞かれてたよね。何て返事をしたの?」と聞きました。

娘は、「分からないって言ったよ。だって本当に分からないんだもん。何もプレッシャーを感じないって言ったら嘘になるけど、それでやめるわけじゃないし」と言いました。

やめる理由を説明したくないから「わからない」と答えたようです。娘なりに言葉を選んで質問に答えたのだと思いました。

もう11月も終わりです。娘に中高一貫校の受検勉強を続けるかどうか確認しました。

娘は、「受検する」と言いました。

娘は受検を諦めていませんでした。

今後は家庭学習でなんとかしようと思います。

中学受検の独学開始

中高一貫校の受検対策用の問題集を解く

娘と今後のスケジュールについて、話し合いをしました。

一日の勉強時間を決めるか、それとも一日に勉強する問題数を決めるか、どちらがいいか聞きました。

娘は、「一日に勉強する問題数を決める」と言いました。

9月からサボって手をつけていなかった理数系の問題集をやることにしました。適性検査の問題集を一日5問ずつ解いていくことにしました。

娘も覚悟を決めたようです。娘が見るのも嫌がっていた問題集を解き始めました。

落ち着いてやってみたらそんなに難しい問題はありませんした。

5問とも簡単な問題だったようです。1時間くらいで5問解き終わってしまいました。そんなに簡単に終わるならもっと問題を解いてもらいたいと思いました。

私は、「この問題もやって」と言って、問題を追加しました。

娘は、「今日のノルマは達成したから、今日はこれでおしまい」と言いました。

ここでケンカすると明日から勉強しなくなるかもしれないと思い、今日はこれで勉強を終わりにしました。

独学の習慣を身につけたい

次の日になりました。

娘に「今日も5問やるよ」と声をかけました。娘は、なかなか勉強を始めようとしません。

私がしつこく言うので、仕方なしに勉強を始めました。

今日は、すんなり問題が解けなかったようです。「もうやだ~」と言って、寝っ転がって現実逃避を始めました。

「そんなに嫌なら簡単なところから勉強したら?」と娘に言いました。

娘は「そんなことしたら、後で難しい問題だけ残っちゃうでしょ」と言いました。

私は娘の部屋で居眠りをしてしまいました。

私が居眠りをしている間に、娘は今日の勉強を終わらせていました。

この調子で明日も勉強してくれたらいいなと思いました。

次の日になりました。

今日は調子が出ないようです。スマホばかり見ていて、勉強しようとしません。

独学を始めて二日目なのに。二日じゃ三日坊主にもなりません。

娘に「勉強しないの?」と声をかけました。娘は聞こえないふりして、眠ってしまいました。

娘は、そのまま朝まで起きませんでした。

土曜日になりました。

娘に「勉強しないの?」と声をかけました。娘は知らん顔をしてゲームをしています。なかなかエンジンがかかりません。夜になってやっと勉強を始めました。

音楽を聴きながらよそ見をしながらの勉強を始めました。それでも勉強に取り組んでいます。

集中して勉強してもらいたいけど、言い過ぎると反乱を起こすからそっと見守ることにしました。

塾をやめると中学受検に不利になる?

塾に通わないと公立の中高一貫校に合格しないらしい

娘が受検する予定の中高一貫校に合格した人は塾に通っていたかどうか調べました。

調べ方は簡単です。各塾が公表している合格者の人数を足し算するだけです。

その結果、合格した人は全員、塾に通っていた可能性が高いことがわかりました。

各塾の合格者の人数を足していくと希望している学校の定員をオーバーしていました。辞退者が出て、多めに合格者が出たのではないかと予想しています。

このことは、娘が塾をやめる前から分かっていました。

娘が合格する可能性は低いのかもしれません。それでも最後まで諦めないで勉強してもらいたいと思います。

娘は塾をやめたことを後悔していない

娘は、塾をやめたことをまったく後悔していません。むしろ、自由時間が増えて嬉しそうにしています。親がどんなに焦っても娘はマイペースに過ごしています。

夜10時過ぎに娘の部屋へ様子を見に行きました。

娘はイラストを書いたり、音楽を聴いていたりして遊んでいました。放っておいたら勉強しないタイプの子どもなんだと思いました。

「勉強やらないの?」と聞くと、娘は、「今からやるよ」と言いました。

「遅くない?」と言うと、娘は「だって、ママが来ないんだもん」と言いました。

こんな状態で独学でやっていけるのか不安になりました。

独学は自己管理が大切

塾をやめると一気に緊張感がなくなります。塾をやめてから娘の表情はゆるみっぱなしです。力が抜けたような状態になっています。

塾に通っている時は、塾の先生が家庭学習のスケジュールを立ててくれました。その通りに勉強をしていれば、計画的に勉強を進めることができます。

独学の場合、自分で勉強のスケジュールを立てなければなりません。

娘は一日5問ずつ適性検査の問題を解くという目標を立てました。しかし、目標を達成できない日が続きました。

ルールを変更して、5問できなかった場合、できなかった問題を次の日に繰り越すことにしました。

3問しか問題を解けなかった日は、昨日できなかった2問と今日のノルマ5問を勉強することにしました。

独学は、自由に目標を変えることができててしまいます。自分に甘い性格だと勉強をやらなくなる危険性が高いです。

娘が独学をやめてしまわないよう、毎日、声かけをすることにしました。

独学を始めて良かったこと

独学を始めて、良かったことは、自分の力で問題を解くようになったことです。

誰にも頼れなくなったため、自分で勉強するしかありません。

今までやらなかった理数系の問題集に取り組むようになりました。じっくり時間をかけて解いています。

娘は、塾で先生の授業を聞くだけで、勉強ができるようになった気がしていました。

塾の先生のわかりやすい解説があったから問題が解けていたのに、自分の力で問題が解けるようになったのだと勘違いしていました。

模擬試験を受けて、先生の力を借りないと適性検査の問題が解けないことに気づきました。

塾をやめてしまったため、今は塾の先生の解説はありません。ヒントなしで問題を解いています。

一問解くのにとても時間がかかっています。今は、自分の力で問題を解く訓練をしています。

娘が勉強量を交渉してくる

「ママ~」娘が猫なで声を出しました。娘が私にお願い事をするときは、かわいい声を出します。

私は「何?」と言いました。

「この前、間違えて6問やっちゃったからさ~、今日は4問にしてもいい?」と聞いてきました。

どうせ、そんなことだろうと思っていました。やっぱりそういう内容の交渉でした。

私が仕方なしに「いいよ」と言うと、娘は「よっしゃ」と言って、嬉しそうに勉強を始めました。

娘は音楽を聴きながら楽しそうに勉強を始めました。

私はしばらく娘の様子を見ていましたが、家事が終わっていなかったので台所で家事をしていました。

しばらくすると娘がニコニコしながら居間に来ました。

「勉強、終わったの?」と聞くと、娘は「まあね」と言いました。

もっと早く勉強を終わらせて寝てくれたらいいのにと思いました。

私が「風呂入って、早く寝て」と言うと、娘は笑顔で「うん」と言いました。

新しい教材が欲しくなる

娘は9月以降、理数系の宿題をやらなくなりました。

そのため、理数系の科目の勉強が遅れています。

塾で購入した問題集が2冊あります。宿題用の問題集でしたが、娘は宿題をサボっていたので2冊ともほとんど手をつけていません。その問題集を2冊勉強するだけでも大変です。

独学で勉強をするようになって、少しずつ問題を解くようになりました。

そんな状況なのに新しい教材が欲しくなります。

もし、新しい問題集を買ったとしても、新しい教材に取りかかるだけの余裕はありません。

頭では分かっているのに、それでも新しい教材が欲しくなってしまいます。

今日、本屋さんに行きました。本屋さんで、中高一貫校の受検対策の本を立ち読みしました。

中高一貫校の本を購入した人の評価を参考にして、どれを買ったらいいか迷っていました。

結局、何も買わずに帰ってきました。

娘に新しい問題集を見せるとプレッシャーになると思ったからです。

本屋に行く前から本屋に行く時間が無駄になることは分かっていいした。それでも本屋に行きたくなりました。

私は何をやっているのだろう。

模擬テストの結果

娘に模擬テストの結果を伝える

娘の模擬テストの結果が返ってきました。前回はボロボロの成績でしたが、今回は前回より良い結果でした。

娘の希望している学校の偏差値には届きませんでしたが、娘なりにがんばった結果です。

娘に模擬テストの結果を伝えました。

私は、「すごいね。よくがんばったね。国語がよくできているよ。作文がよく書けているから本番の試験でも得点源になるね」と言いました。

娘は、照れくさそうに「私よりすごい人はいくらでもいるよ」と言いました。

娘は、嬉しそうな顔をしていました。

勉強に集中してほしい

笑いながら勉強

娘の部屋に勉強をしているか様子を見に行きました。娘は「ふふっ」と笑っています。

適性検査の勉強をしていて笑うわけがありません。娘はスマホで動画を見ています。

娘を注意しました。「勉強するんじゃなかったの?」と言いました。

「やるよ~。やるやる」と言って笑っています。

娘は、動画を見たり、音楽を聴きながら適性検査の勉強をしています。

何時間もかけてゆっくり、勉強をしています。

勉強に集中してくれたらいいのにと思いました。

昨日は、勉強のノルマを達成できませんでした。今日こそはノルマを達成してほしいです。

言い過ぎるとケンカになるので、静かに見守るようにしています。

学校の先生に調査書の作成を依頼する

先生に調査書を依頼する方法で悩む

11月上旬に受検したい中高一貫校の受検案内を入手しました。

娘がまだ塾に通っていたときに、塾の先生が「11月の下旬に調査書の作成を学校の先生にお願いしてください」とおっしゃっていました。

どうやって先生にお願いすればいいだろうと悩みました。

連絡帳に調査書を作成していただきたい旨を書いて、調査書と一緒に渡せばいいのか、それとも電話で担任の先生に連絡をして、直接渡した方がいいのか迷いました。

直接、先生に調査書の原本を渡すとなると書類の受け渡しのために先生にお忙しい中、時間を割いてもらうことになります。しかし、娘から先生に調査書の原本を渡すのには抵抗がありました。

調査書を書くことは、先生の業務外の仕事なのに保護者が直接持参しなかったら非常識だと思われないか心配になりました。

他の人はどうしているのだろうと思い、インターネットで調べてみました。

学級懇談会の後に先生に調査書の作成をお願いしている人が多いようです。

私は用事があって懇談会に参加できなかったので、他の手段を考えるしかありません。

連絡帳に調査書作成について、お願いの文章を書こうと思いました。

娘の連絡帳を開くと、連絡帳は薄汚れていました。娘が汚い字で時間割が書いていました。

こんな汚い字のとなりに調査書を作成依頼の文章を書いても読みづらいだろうなと思いました。

調査書作成依頼について、担任の先生に電話連絡するかどうか迷いました。

電話連絡しても迷惑にならないか心配になりました。

調査書をお願いする人が学年に何人いるか分かりませんが、何人もの人が調査書の件で学校に電話してきたら迷惑なんじゃないかと思いました。しかし、何も連絡しないで、いきなり調査書を渡されても感じ悪いと思われるかもしれません。

いろいろ考えた結果、担任の先生に電話連絡をして、調査書を持参することにしました。

しかし、担任の先生は不在でした。

何度も学校に電話するのは迷惑だと思い、予定変更しました。

電話に出た先生に調査書を作成してもらいたい旨、伝言していただきました。

後日連絡してアポイントメントを取ることも考えましたが、私みたいな人がたくさんいたら先生も大変だと思い、持参するのをやめました。

調査書を作成していただきたい旨、手紙に書きました。

手紙と調査書の原本を封筒に入れて、娘に渡しました。

「調査書が入っているから先生に渡してね」と言いました。

娘は「わかった」と言っていました。

ちゃんと渡してくれるのだろうか・・・。不安が残ります。直接渡した方が良かったのではないかと反省しました。

毎日同じ量の勉強をするのは大変

学校の宿題が優先

家庭学習は、学校の宿題を最優先しています。娘は、塾をやめてから自分の時間を思う存分満喫するようになりました。

夕飯を食べ終わって、8時を過ぎても勉強をやる気配がありません。

「勉強はやらないの?」と聞きました。

「後でね」と言って、楽しそうに動画を見ています。9時過ぎになってやっと勉強を始めました。

適性検査の勉強を始めたのかと思ったら学校の宿題をやっていました。

「適性検査の問題はやらないの?」と娘に聞くと「学校の宿題が終わってからね」と言いました。

学校の宿題を40分くらいやりました。すると、「休憩する」と言って、寝転がりました。

いつになったら適性検査の勉強をするのだろう・・・。

時間管理ができていない

娘が適性検査の勉強を始めたのは、夜の10時過ぎでした。

私は、「もう、こんな時間だよ」と言いました。娘は、「やるって言っているでしょう」と言いました。

娘は適性検査の勉強を始めました。ゆっくり時間をかけて勉強しています。

私は居眠りをしてしまいました。目を覚ますと夜0時を過ぎていました。

娘の様子を見るとまだ勉強していました。娘の顔がニヤついているので、動画を見ながら勉強していたのだと思います。

「早く寝ないとだめだよ」と言いました。娘は、「うん、分かった」と言いました。

私は、また眠ってしまいました。夜中の2時に目が覚めて、娘の様子を見に行くと、娘はまだ勉強をしていました。

「何やっているの?明日学校でしょう。お願いだから早く寝て」と言いました。

娘は笑っていました。

次の日、ちゃんと学校に行けるか心配になりました。娘はいつものように学校に行き、家に帰ってきました。

娘は、前日に夜更かしをしたせいで疲れていたようです。居間で眠ってしまいました。

その日は、学校の宿題だけやって早く寝ました。

娘は、一日の勉強量にムラがあります。調子のいいときは何時間でも勉強するのに、勉強をやりたくない日は何もしません。

夜更かしをしてしまう傾向があるので、早寝早起きしてもらいたいと思いました。

模擬試験の結果

励ますのは逆効果になるのかもしれない

模擬試験の結果が返ってきました。成績が悪すぎてびっくりしました。

10ヶ月くらい中高一貫校の受検対策の勉強しているのにどうしてこんなに成績が悪いのだろう。

この結果を娘に伝えた方がいいのか迷いました。

この結果を知ったら、またやる気がなくなってしまうかもしれません。

今回は、何も言わないことにしました。模擬試験の結果は、見せないことにしました。

独学で勉強している問題集の答え合わせをする

答え合わせするだけでも時間がかかる

娘は2週間前からノルマを決めて問題集の勉強するようになりました。

娘のいない時間に娘が勉強した問題集の答え合わせをしました。

娘は思っていたよりもたくさん勉強していました。

答え合わせの量が多くて、途中で疲れてきました。

娘は、音楽を聴いたり動画を見たりして、よそ見ばかりして勉強いたので、あまり勉強が進んでいないのかと思っていました。

勉強した量を見て、娘は意外と根性あるなと思いました。

300ページくらいある問題集の半分くらい終わらせていました。このペースで勉強したら、あと17日で問題集が1冊終わります。

しかし、間違いが多いので、間違ったところを解き直しないといけないなぁと思いました。解き直しに時間がかかりそうです。

他にもやっていない問題集があります。その問題集はいつやればいいのだろう。

今後のスケジュールを考え中です。

娘は夜寝るのが遅い

早く寝てほしい

娘は、早寝早起きが苦手です。夜遅くになって勉強を開始し、深夜に勉強する癖がついてしまいました。

何度も注意しましたが、改善されません。

布団の中でずっとスマホを見ています。

今までもスマホの利用制限をかけていましたが、生活習慣が改善しません。もっと厳しく管理しないといけないと思いました。

「勉強が終わるまで、スマホを使えないようにするね」と娘に言いました。

娘は「友達と連絡が取れなくなる」と言って、抵抗しました。

「勉強が終わったらロック解除する」と約束しました。

2時間後、娘は、「今日の勉強終わった」と言いました。

「どうして今日はこんながに早く勉強が終わるの?」と聞きました。

娘は、「今日は、模擬テストをやったの。時間が決まっているから早く終わった」と言いました。

「これからも勉強が終わってからじゃないとスマホが使えないようにしよう」と私が言うと、

娘は、「そんなのいやだ」と抵抗しました。

私は、新しいルールを考えました。

「9時までに勉強が終わらなかったらスマホをロックする」と言いました。

娘は、文句を言いませんでした。

さっき娘の様子を見に行きました。娘は、おとなしく勉強していました。

内申点が気になる

内申点が高くないと公立中高一貫校の受検は厳しいらしい

インターネット掲示板で娘が受検する予定の学校の情報を検索しました。

内申点が高くないと合格できないと書いてありました。

娘の5年生の内申点はそれほど良くありませんでした。6年生になったからといって、急に成績が良くなることは考えられません。

私の娘は、5年生の時、学校のテストで毎回100点に近い点数をとっていました。学校は一日も休まず通い、宿題を忘れたこともありません。それでも内申点は良くありませんでした。私の娘は消極的な性格なのでそれが原因なのかもしれません。内申点は必ずしも本人の努力が反映されるものではないと思います。

6年生になってからは、100点を毎回取れなくなりました。80点台もあります。娘は相変わらず消極的な性格なので、今のままだと内申点は、あまり期待できません。

内申点に期待できないので、テストの成績を良くするしかありません。

それなのにテストの成績も良くありません。

小学校の面談

小学校の面談は憂鬱

私は、面談が大嫌いです。

息子が小学生だった時、面談のたびに先生から息子の苦情を言われ続けてきたからです。

先生は面談で息子の欠点だけを指摘してきます。

先生から面談のたびに息子の欠点と苦情を聞き続けることが苦痛で仕方ありませんでした。

面談の日が近づくとストレスで夜も眠れなくなりました。

面談が終わった後は、行き場のないストレスが最高潮に達し、頭が爆発しそうになりました。

しかし、息子が6年生だった時の担任の先生だけは違いました。

その先生は息子のいいところを見つけて、ほめてくれました。

その先生だけは、面談の時に優しさあふれる言葉で息子の学校生活について教えてくれました。

息子が苦手な読み書きをサポートしてくださり、6年生のときは楽しい学校生活を送ることができました。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

娘の担任の先生と面談

12月に担任の先生と面談がありました。

今回は、面談前にストレスを感じることはありませんでした。なぜなら、息子が小学校の時、面談で息子のことをほめてくれた先生との面談だからです。優しい性格の先生だと知っていたので、安心して面談を受けることができました。

娘の担任の先生は、面談の時に娘のこともほめてくれました。

娘の内申点が気になりましたが、質問されても困るだろうと思い、質問しませんでした。

面談が成績に影響することはないと思いますが、成績のことを気にしながら面談を受けました。

中高一貫校の受検について何か聞かれるかと思いましたが、何も聞かれませんでした。

何も触れず、面談が終わりそうになったので、調査書の作成を改めてお願いしました。

調査書の成績が気になる

調査書を透かしてみる

娘の中高一貫校受検に必要な調査書を担任の先生に作成してもらいました。

封がしてあって、開封できないようになっています。光に当てて封筒を透かしてみました。

何も見えません。

公立中高一貫校受検の掲示板に子どもの調査書の成績はいくつだったと書いてあるのを見かけたことがありますが、封筒を透かても何も見えないのに、どうやって調査書の成績を知ることができるのか不思議になりました。

受検に必要な書類を作成する

何度も受検案内を読む

受検案内を何度も読んで、手続きをしました。

返信用封筒郵と送信用の封筒に宛名を書き、入学願書に必要事項を記入して、写真を貼りました。

郵便局に行って、受検料を振り込み、返信用封筒に切手を貼りました。入学願書に振込用紙を貼り、返信用封筒と調査書を送信用の封筒に入れて完成です。簡易書留で送りました。

1校書類を作成するだけでも結構、時間がかかりました。

志願受付期間が短く、その期間を過ぎると受検できなくなります。受検できなくなることだけは避けたいと思い、手続きを忘れないように何度もカレンダーを確認しました。

受検する中高一貫校の倍率が発表される

中高一貫校の受検倍率が高すぎる

娘の受検する学校の中高一貫校の志願者の人数と倍率が発表されました。

昨年よりも受検者数が大幅に増加し、受検倍率が7倍くらいあります。

受検倍率を見て、頭がクラクラしました。

娘に倍率を伝えるべきか迷いましたが、言わないことにしました。伝えたところでプレッシャーを与えるだけだし、今更どうすることもできません。

受検前に学校を休ませるべきかどうか

受検票が届く

中高一貫校の受検票が手元に届きました。これで受検できると一安心しました。

受検票と一緒に受検をするときの注意事項の紙が同封されていました。

ウイルスの濃厚接触者は、PCR検査で陰性を確認しないと受検できないと書いてありました。

PCR検査が間に合わなかった場合、受検を諦めるしかないのですね。

追試験は行われないと書いてありました。

学校を休ませた方がいいの?

娘は、毎日学校に通っていますが、このまま学校に通わせていいのか悩みます。

娘がウイルスに感染したらどうしようと不安がよぎります。

娘と同じクラスで中学受験をする生徒は、みんな学校を休んでいます。

らくみ
らくみ

試験前に学校休む?

まるみ
まるみ

休みたくない

学校に行きたい

受検できなくなるリスクを考えて、学校を休ませることも考えました。しかし、娘の意思を尊重して、受検日以外は学校に通うことにしました。

もし、ウイルスの濃厚接触者になってしまったらそのときは受検を諦めるしかありません。

他の生徒が気になる

学校を休んでいる生徒は、家で受験勉強に専念していることでしょう。

娘は、他の生徒にどんどん先を越されていくような気がして不安になります。

他の生徒と私の娘を比較してもどうにもらないと分かっていても、他の生徒のことが気になってしまいます。

今頃、家で受検勉強がんばっているんだろうなと考えてしまいます。

娘の勉強量や実力を考えると、絶望的な気持ちになります。

娘は受検の日が近づいてきているのに、のんびりしています。

相変わらず、ゲームをしたり、動画を見たりして、楽しそうに過ごしています。

勉強は、自分で決めたノルマの分だけ勉強しています。

「もっとたくさん勉強しないと間に合わないよ」と言いたくなります。

プレッシャーを与えたくないので、言いたい気持ちを抑えています。

もっとガツガツ勉強してくれたらいいのに。

試験直前なのに勉強量が少ない

娘の書いた作文を添削

娘の書いた作文を読みました。一文が長く、読みづらい文章でした。

「何を伝えたいのか分からない文章になっているよ」と娘に言いました。

娘は、指摘されることを嫌います。

「ママは、私の指摘ばかりしている。私の部屋から出て行って」

娘は、私を部屋から追い出そうとしました。

「少し書き方を変えるだけで、わかりやすい文章になるよ」と娘に伝えました。

「いいから出て行って!」

娘はイライラしていました。

モチベーションを維持するのは難しい

娘は、1月以降、勉強量が減っていました。

寝る前に自分で決めたノルマの分だけ勉強をしていました。

「どうして、ママと約束した分の勉強をやらないの?」と娘に聞きました。

「勉強したって、どうせ落ちる」と言いました。

娘は自信を失っていました。

娘の好きなことをして気分転換をしようと思いました。

「一緒にイラストを描こう」と誘いました。

娘は、静かにイラストを描きはじめました。

イラストを描いている娘に、過去に娘がしてくれたことに感謝していると伝えました。

娘のいいところをほめました。

「ママの自慢の娘だよ」と娘に伝えました。

娘の表情が少し明るくなりました。

娘は勉強を始めました。

娘と大げんかする

娘は、学校から帰ってくると毎日、スマホゲームを始めます。

ゲームに夢中になっていて、一向に勉強しようとしません。

試験1週間前なのにそんな調子です。

「試験1週間前くらい勉強しなよ」私はイライラしながら娘に言いました。

娘は知らん顔して、ゲームをしています。娘がスマホでゲームをした時間をチェックしました。

娘は、長時間スマホゲームをしていました。

「ゲームばかりしているんだったらスマホを使わせない。スマホをロックするよ」と娘に言いました。

娘は、「音楽を聴きながら勉強をしているからスマホをロックしないで」と、お願いしてきました。

「もう、試験1週間前だよ。最後の1週間くらいゲームをやめて、勉強に専念して」と言いました。

次の日になりました。娘のスマホの閲覧履歴をチェックしました。

今日も長時間、スマホゲームをしていました。

「試験まではゲームしちゃダメだって言ったでしょ。ロックするよ」と娘に言いました。

娘は、「そんな話、聞いていない。やだね」と、言って反抗します。

私は、「音楽は聴いてもいいけど、ゲームをやらないで勉強してよ」と言うと、

「勉強なんかやりたくない。今オンラインゲーム中だからロックしちゃダメ」と言いました。

もうダメだ。試験は諦めた方がいいと確信しました。

本人のやる気がないと、どうにもならないんだなと改めて実感しました。

娘は、すでに受検を諦めています。

現実逃避の時間が長く、気に入らないことを言われると反抗してきます。

スマホの設定で、ゲームをやる時間を制限しました。娘は時間制限を設けたが気に入らず、その日は勉強をしないで寝てしまいました。

試験の結果が予想できてしまい、悲しくなりました。

娘と一緒にゲームをする

娘に「桃鉄やろう」と誘いました。

娘は、目をキラキラさせて、「ちょっと待っててね。すぐ行く!」と声を弾ませて言いました。

家族で、スイッチの桃太郎電鉄というゲームをやりました。

娘は大はしゃぎです。

3年コースで遊びました。娘が優勝し、娘は大喜びです。娘は満面の笑みを浮かべていました。

「試験直前だから勉強やってね」と言いました。

娘は何も言わず、自分の部屋へ逃げていきました。

娘の様子を見に行きました。娘に気づかれぬよう、そっと部屋をのぞきました。

娘は、音楽を聴きながら勉強をしていました。

給食当番に使命感を感じる娘

「試験直前だけど、学校休んでいる人増えた?」と娘に聞きました。

「うん、3人増えた。受験で学校を休む人が多すぎて、給食当番が大変なんだよ」

「あなたも受検生なんだよ。体調崩したら試験受けられなくなるから、学校休んでもいいんだよ」と娘に言いました。

「休まない。今でも給食当番大変なのに、これ以上給食当番をやる人がいなくなったら迷惑がかかる」

娘は給食当番に使命感を感じているようです。

試験2日前に熱が出る

娘に部屋に行きました。何気なく娘の足を触りました。いつもより体が熱い気がしました。

「熱があるんじゃないの?体温測って!」と言いました。

娘は、体温を測るのを嫌がりました。脇の下に体温計を入れるとわざと脇を浮かせます。

私は体温計を娘の脇をぎゅっと押さえつけて、娘の体温を測りました。

熱が37度を超えそうになりました。娘は体温計を脇から取り出し、体温計の電源を切りました。

「まだ、測っている途中だよ。熱あるじゃない」

もう一度熱を測ろうとすると、娘は嫌がりました。

私は娘に「一緒に風呂に入ろう」と言いました。

娘を風呂に連れて行きました。

体中に付着しているであろうバイキンを洗い流すためです。娘は人形のようにおとなしくしていました。熱を下げる効果があるかどうかはわかりません。

体を石けんで念入りに洗いました。私は、娘の体についたバイキンの数を減らすことくらいしかできません。

体をきれいに洗った後、シャンプーをして、娘の顔を何度も洗いました。

髪の毛を乾かして、かぜ薬を飲ませて寝かせました。

次の日になりました。

熱を測ると平熱に戻っていました。昨日より表情が明るく元気になっていました。

「明日試験だし、学校休んでもいいんだよ」と娘に言いました。

娘は「休まない。学校の勉強が遅れるのが嫌だから学校に行く」と言いました。

「給食当番あるから学校行きたいんじゃないの?」と聞くと、娘は微笑みながらうなずきました。

公立中高一貫校の適性検査受検日

中高一貫校の受検日当日になりました。

娘はいつも朝寝坊ばかりしています。私も一緒に朝寝坊したら試験を受けられなくなります。私は極度の緊張から、夜眠ることができませんでした。

朝、娘を起こしました。娘はいつものように、のんびり支度を始めました。私はソワソワしているのに娘は落ち着いていました。

私はスマホで試験に出そうな要約文の書き方を調べました。要点の書いてあるホームページを見つけ、娘に見せました。娘は、要約文の書き方よりも友達から来たLINEに夢中です。楽しそうに返事を書いていました。

無事、中学校に到着しました。すでに大勢の小学生が集まっていました。

6~7人に1人しか合格しないのか・・・受かって欲しいけど・・・、厳しいのかな。

娘の受検が終わるまで、近くの飲食店で待機することにしました。

ぼんやりと時間が過ぎるのを待ちました。スマホでニュースを読んでいても、娘の受検のことが気になって仕方ありません。

適性検査の終了時間になったので、娘を迎えに行きました。

「緊張した?」と娘に聞きました。

「全然」娘はにっこり笑って言いました。

「どうだった?」と娘に聞くと、

「最後の問題は時間が足りなくて、解けなかった」と言いました。

「難しかった?」と聞くと、

「簡単だった。私が簡単だったんだから、みんなも簡単だったんじゃない?」と言いました。

後ろに歩いている男の子が保護者とテストの話をしているのが聞こえてきました。

「簡単だった」と言っているのが聞こえてきました。

テストが簡単でも倍率が高いから、受かりやすくなるわけじゃないのか・・・。

受検の結果が気になる

適性検査の解答がインターネットに掲載されていることを知りました。

「適性検査の答え合わせができるんだって。テストの答え合わせしよう」と娘を誘いました。

「がんばっていないから受かるわけないでしょ。やりたくない」と拒否されました。

娘は結果を待たずに諦めているようです。

でも、本当は受かりたいと思っているのが伝わってきます。

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