中学生が不登校なったら親はどうしたらいいの?
不登校の原因は何か知りたい
中学3年生の5月頃から息子は学校に行きたがらなくなりました。学校を休む日がだんだん多くなり、不登校になりました。
どうして、学校に行きたくないの?
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息子は、私に不登校の理由を話そうとしません。息子は毎日、同じ時間に起き、学校に行く準備をしていました。しかし、いざ学校に行こうとすると、どうしても学校に行けないのです。私は、どのように息子と接すればいいのか悩みました。
不登校の問題を早く問題を解決したい
私は、息子の不登校の問題を早く解決したいと思いました。
このまま学校に行かなくなったら勉強についていけなくなります。高校受験が迫っているのに放置するわけにはいきません。学校に行けるようにするにはどうすればいいのか、解決策を考えました。
不登校の原因がわからない
私は不登校の原因がわかれば、原因を取り除くことで不登校の問題を解決できると考えていました。しかし、現実はそんなに甘くありませんでした。
何度も話し合いをしましたが、息子は原因を教えてくれません。私に悩みを打ち明けることもしませんでした。息子は学校で起こった出来事について何も話してくれませんでした。
私は、担任の先生に息子の不登校について相談しました。担任の先生は対策を考えて、協力してくれました。しかし、不登校の問題は解決しませんでした。
担任の先生に学校でトラブルがあったかどうか聞いてみました。先生は、わからないとおっしゃっていました。
しばらく経ってから、中学校で人間関係のトラブルがあったということがわかってきました。ただ、それが不登校の原因かどうかわかりません。
息子の気持ちに寄り添う
悩んでいる息子を見て、今すぐにでも問題を解決したいと思いました。苦しい状況から息子を救い出したいのに、実際は何も解決できていません。
困ったことがあるなら、相談にのるよ
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息子は弱々しくうつむいて、落ち込んだ表情をしています。
どうして話したくないの?
ママが悲しむから話したくない
この言葉を聞いて、息子の心の中が少しだけ見えたような気がしました。
息子は悲しそうな顔で私を見つめていました。
息子が悩んでいることがあれば、一緒に乗り越えていきたいと考えていました。けれども、息子はそれを望んでいません。
不登校になった原因を知って早く問題を解決したいけど、息子の気持ちを考えると不登校の原因については触れないほうがいいのかもしれないと思うようになりました。
せめて家庭は居心地のいい場所にしよう。息子の居場所を確保して、息子の気持ちに寄り添いながら今後の対策を考えていこうと決めました。生が高校受験の勉強をするはどうすればいいか?
息子との接し方に悩む
毎朝、私は同じ時間に息子を起こしました。息子は学校へ行く準備をして、学校に行こうとしていました。しかし、学校までたどり着けなくて、途中で家に戻ってきてしまう生活を繰り返していました。
息子は一日中、布団の中にうずくまり、ゲームをしたり音楽を聴いたりして時間を潰す生活を繰り返していました。食欲がなく、食事を抜くことが多くなっていきました。
昼間は布団の中で生活しているのに、夕方になると自分から進んで家の手伝いをしてくれました。皿洗いや風呂掃除などを手際よく済ませ、時には料理を作ってくれることもありました。しかし、手伝いが終わると自分の部屋に戻り、部屋を真っ暗にして布団の中にもぐり込んでしまいます。
将来やりたいことはある?
俺なんか、どうなってもいい
息子は、投げやりになっていました。
この先、息子とどのように接していけばいいのか悩みました。
勉強の遅れを取り戻したい
7月になりました。学校へ行かない日が増えていきました。
黙って見守るだけでは高校に進学できません。
このまま学校に行かなくなってしまったら、内申点がもらえなくなるのではないかと不安になりました。
高校を受験するのに内申点が重要だから学校に行ってほしい
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息子の沈んだ表情を見ていて、自分の発言に違和感を感じました。
内申のために学校に行かせることは正しいことなのか?
私は、息子の良き相談相手になりたいのに、息子が嫌がることを要求しているのです。
息子を守らなければならないはずなのに、私は何をやっているのだろう。私の矛盾した発言は、息子を追い詰めてしまうのではないかと思うようになりました。
学校に行けなくても勉強の遅れを取り戻す方法を考えることにしました。
勉強が遅れているから、
塾に行ってみる?
息子は家で勉強をしないので、塾に行くことを勧めました。
息子は同じ学校の知り合いに会うことを恐れて塾に行くことを嫌がりました。けれども、息子は私の説得に応じ、夏期講習の体験学習を受講にすることしました。
しかし、長くは続きませんでした。夏期講習の途中で挫折してしまいました。
塾の生徒が勉強をがんばっている姿を見て、やる気を出してくれたらいいなと淡い期待をしていました。しかし、現実はそんなにうまくいきませんでした。
一緒に勉強をやろう
塾に行かなくなったからといって、落ち込んでいる暇なんてありません。残された道は家庭学習です。私が息子の家庭教師になろうと決めました。
息子が中学生になってから今まで、何のサポートもせず、放置してきたことを後悔しました。
後悔しても過去に戻れないので、これからは息子の勉強を全面的にサポートしようと決めました。私は勉強が苦手なので、勉強のスケジュール管理と丸付けを担当することにしました。
一緒に勉強をやろう
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そうはいっても、相手は思春期の子どもです。私が誘ったところで、私の話なんて聞いていません。ゲームに夢中で、私が息子に近づくだけでも嫌がります。
生活習慣を改善させるところから始めないと前に進みません。
息子の学力を知るため、数学の問題を何問か解かせました。答案用紙を見るとやる気のないヨレヨレの字で答えを書いていました。答えなんて合っていようが間違っていようがどうでもいいといった感じです。
これでは高校受験に間に合わないと思い、息子がやる気になるにはどうすればいいか考えました。
まずは、息子に元気になってもらうことが大事だと思いました。
息子と楽しい話をすることから始めました。息子の好きな音楽をインターネットで調べて、私から息子の好きな音楽の話をするようにしました。息子の好きな音楽を一緒に聴き、その音楽について語り合いました。息子の好きな漫画や小説を私も読んで、興味を持つようにしました。
いろいろ話しているうちに、心を閉ざしていた息子が心を開くようになってきました。息子と音楽の話題で盛り上がるようなりました。